蛇の目ってなんぞや?!
 
へび調査隊記
世田谷区 へび調査記  (20年12月1日) 

 まさか こんな12月の中途半端な日に しかも 月曜日に へびの調査をする事になろうとは思いもしませんでした。

 いきさつは ・・・。
前々日 巳子(長女)の学校での参観会があり、この日が振替休日だったのです。巳子の平日のお休みにあわせ 家内が家内の母を世田谷区の病院に連れていきたいというのです。

 神奈川県茅ヶ崎市から東京の病院に行くのは母の体では大変だから一度連れていってあげたいという切なる思いがあったためでした。

 病名はリンパ浮腫  十数年前に子宮ガンを患った後遺症です。
リンパ浮腫については http://www.mukumi.com/ へ、
 専門的な病院ですので、知り合いに同じような症状の方がいたらお勧めします。
しかも 200841日より圧迫ストッキングが保険適用になりました。

 
 
巳美(家内) 「あなた・・・。 今度の12/1 月曜日 振替休日なんだけど 母を病院に連れていきたいんだけど・・・。
巳右衛門 ・・・・・ (パソコンをしている)
巳美(家内) 「ねぇ〜〜 聞いてる」
巳右衛門 ・・・・ ん! (パソコン検索中)
 
行くよ〜〜ぅ  行くに決まってるジャン!!
広瀬クリニックって世田谷なんだけど 近くにへびがいるんだよ〜
巳美(家内) そういう理由ね・・・・。



そんな訳で 両親にお仕事をお願いして 私もお休みをもらい 
『へび調査隊』の召集をかけたのでした。

 
 
へび坂    
・閉鎖時間 
 20時〜6時30分
隣りに在るマンションが公園と共に管理しているのでしょうか?
 夜間には閉鎖される
 (シティハウス成城管理組合)



世田谷区 成城三丁目緑地内
坂の上の看板(マウスを重ねて拡大)

 さすが ”セレブの街 成城”なだけに閑静で高級感漂う町並みに 公園ともに良く手入れされ管理されている様でした。

現在地(看板地図下方の赤い矢印) 

 へび坂の上 入口より撮影
二手にわかれます

左に上がっていくとちょっとした公園があり 小学生がカブトムシの幼虫を育てている囲いがありました。

へ〜 世田谷にもカブトムシが来るのかなぁ?
けっこう長いなぁ

木々 に目を移せば 美しい紅葉
アキカラマツ ?実がソバみたい ツワブキ ヤツデ

さりげなく 野草の花が・・・。


へび坂

ここまで〜〜!!




坂を見上げる 隣りの公園(広場) バイオトイレ!!

 へび坂 と聞けば 
なんて 薄暗くて気持ち悪い道だろうと思ったのですが
 確かに細く長い坂道では在りましたが 犬を散歩する人も多く ベビーカーを押す若奥様や、有能そうなビジネスマンが通ったりと、

 近隣の方に愛されている坂道である事
 自然に包まれた 美しい坂道であった事がわかりました。


さっそく へび坂 第7章 へびを表すもの 九、へびを含み地名 に追加

  
奥沢神社     
◎ 東京都世田谷区奥沢5-22-1
◎ 03-3718-2757
◎ 東急目黒線奥沢駅から徒歩3分、東横線・大井町線自由が丘駅から徒歩5分

(マウスを重ねると注連縄が)

奥澤神社

祭神 誉田別命宇賀魂命
世田谷城主吉良氏の家臣、大平氏が奥沢城を築くにあたり守護神として勧請したと伝えられる。
例祭の九月十四日・十五日に、江戸中期より伝えられている「厄除けの大蛇」の特殊神事が行われ、境内の「八幡小学校発祥之地」の碑は、かつて八幡小学校々舎があったからである。
社殿は昭和四十五年に完成し、尾州檜材を用い、室町期の様式を採用したもので、都内においても他に類を見ない。
昭和五十四年三月
世田谷区教育委員会

 
へび注連縄 顔アップ!!(マウスを当ててね)
すばらしい!! 
ここまでへびの姿をした注連縄は他に類を見ません。
しかも鳥居に絡み付く様に配置された様子には
感動して 手を合わせずにはおれませんでした。
 
狛犬

あ・うん 共 立派な狛犬ですが 狛犬にも”チンチン”が・・・。
 
立派なモノがついている事を知りました。
手水舎

三つ巴の紋 が・・・。
拝殿正面 境内中央のイチョウの樹

堂々とした この姿はこの神社奥の銀杏の樹と共にご神気を漂わせている事は間違いない。
神楽殿 拝殿右手にある

神楽殿 の利用のされ方?
八木様の「ぬしや新着情報より」
http://oohige.jugem.jp/?eid=458
拝殿

お賽銭や軒下の装飾にはサギ(動物)のような紋がありました。
拝殿の注連縄

なんとなく中央に”光” カメラ用語ではゴースト「フレア」でしょうが


へび神さまも喜んでお出ましくださったようです!!
拝殿左手の銀杏の樹

枝から乳が垂れるようになっているのが解るでしょうか?
樹齢100年以上の銀杏樹は”垂れ乳”と言う現象が現れます。 ”乳イチョウ””逆さイチョウ”とも呼ばれ乳幼児を守ると言われますが ここはどうでしょうか?
奥沢弁才天社堰@と
其処に続くべんてん道

商店街にあったものを移築した様です。
本殿


写真下の方に 昭和御造営完成記念碑

宮司長 谷川秀夫 氏 かな?
龍の口?

水は枯れていますが 昔はこの岩のやや上部に付いている龍の口から水が流れていたのでしょうか?
石灯篭 (通用口)

裏に「高野之助建之」と名と”丸十”の家紋 島津藩のものでした。

古くても 明治以降 おそらく造営時の物でしょうね
大蛇の注連縄 
(後ろから)

ありがとうございました。
大蛇お練り行事 看板 

祭りの様子
「世田谷不動産.com」様 ブログより
http://www.setagayafudousan.com/blog/okusawa/taisai/5325/

わたくし達が参拝している間も途切れる事無くご年配からアベック、若い方まで
途切れる事無く参拝者が訪れます。
この奥沢神社も地域の方々から愛されている事がわかりました


◎注連縄については
    第7章 へびを表すもの 三、注連縄  に追記
 

今回の世田谷区周辺のへび調査隊マップ


感想

 今回は家内の希望を入れての調査隊だったので、私の意向を多いに採り入れての『へび調査隊』でした。

 ただ調査を終えた後  家内まで
「奥沢神社のへびの注連縄は良かった!」
「なかなか見れるものじゃないよね」

と 喜んでいました。
 
それと 

 わたくしなどは信心深く無く・・。 神様仏様もあまり信じていないような人間なのですが・・・。
参拝・調査を終えた後の 『心が洗われる思い』 これはなんなんでしょう?
奥沢神社のご神気の力(エネルギー)かもしれませんね。

 家内も「たまに神社に参拝に行く事もいいものだね。」と同じくご神気を感じたのか以外な言葉が・・・。

 「・・・うん そうだね」 (あたしゃ神社仏閣に興味は無いんだけど・・・。)


 とりあえず あいづちを打ち 
 心の中で 「興味があるのは”へび”なんだけど」 とつぶやくのでした・・・。


へび坂にしても さりげなく名前が付いていますが 地域の方達から愛されている様ですし
奥沢神社も 自由が丘の近くにあり ”自由通り”という通りに面しているので ほんとに多くの人の目に『鳥居に絡み付く大蛇』が目にされている事とおもいます

へびって怖いとか言うイメージ って
私が思うほど 人々の心の中には無いのかなぁと錯覚しそうでした。


 ちなみに世田谷区には 上記マップにあるように ”蛇の目すし”という屋号を掲げたおすし屋さんが二つありました。 ほんとはそこで母と一緒にみんなでお食事する予定だったのですが、時間が合わず病院の側で済ましてしまい 伺えなかった事が悔やまれます。
 写真だけでも撮りたかったのですが・・・。
残念!!



おしまい。


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